”音を愉しむ”新コーナー開設について

 

ミュージックという言葉は、ギリシャ神話の女神ムーサに由来します。

 

紀元前、古代ギリシャの人々は、音楽というものを、今日の意味する音楽というだけではなく、さまざまな文芸に関わる総合芸術という意味合いで捉えていました。

 

また古代ギリシャでは、音楽を通して、数学的な探求、さらには哲学的な探求もされていました。

 

一方、哲学者プラトンの弟子として有名なアリストテレスは、音楽による”快さ”を、音楽の「効用」とし、『音楽は人が主観的に認識できる感覚である』と論じました。

 

これは、現代の音楽論にも大きな影響を与えていると言われています。

 

さて、この「聴くを愉しむ」のコーナーでは、古代ギリシャの人々の音楽の捉え方や、アリストテレスの論じた音楽による”快さ”にちなんで、聴く人それぞれの主観的な（個人的な）感覚を表現してみようというものです。

 

具体的には、当ホームページ上から配信される楽曲を聴いて、その音楽に合うと感じる「何か」を発想してください。

その「何か」は、写真や絵、動画などの画像。

この音楽から発想された、画像をご投稿頂き、みなさまの発想を多くの人々と共有させて頂きたいと考えております。

 

一つの音楽を通して感じた、個人の自由で主観的なイメージを、多くの人々と共有し、人の感覚の多様性に感動するコーナーにできればと思い、このコーナーを立ち上げました。

 

みなさま、どうぞ、ご参加くださいます様お願い申し上げます。